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2013年 08月 10日
塩見岳の直下にある塩見小屋は、昔ながらの小さな山小屋だ。
小屋の建物も築30年を越えているそうで趣を感じる。 ほとんどの山岳ガイドブックの塩見小屋の画像はこの位置からの ものなので、ハイマツ帯を乗越していきなり塩見小屋が現れたときは デジャヴ感覚に陥った。 収容人数は公表30人、必ず予約が必要ということなので 事前に電話で予約をして行った。「小さい山小屋には決まって コワモテの名物オヤジさんがいる」と刷り込まれているので 多少緊張して受付をしたのだが、対応してくださったのは こちらの案内板から抜けでできたような女性スタッフのみなさんであった。 夕食は16:30からであったが、揚げたてのフライ(ゴマのソースでいただく)や おそばもついているなかなか凝ったもので驚いた。 受付の小屋の奥に置かれた4-5台のちゃぶ台を囲んでワイワイといただく 夕食。まるで懐かしい「昭和」の夕餉のようでもある。 ここでも「南」らしさを味わう。 また塩見小屋で最も印象的だったのはトイレのシステムである。 宿泊者には受付と同時に利用者全員に細かにトイレの使用方法の説明がある。 (1)小屋指定の中央に吸収材が張ってあるビニールのごみ袋状の携帯トイレを 宿泊者に1枚サービス。以降1回分(1枚)有料で200円で購入する。 (2)袋の上部が排泄後紐として使えるように切り離せるようになっているところを 離してから、袋の前後を確認して洋式便器(汚物なし)にセットする。 (3)用が済んだら、便器から取り外して、汚物部分の空気を抜くようにコンパクトにして、 最初に切り離した紐で結わえ、トイレ横の所定ボックスに入れる。汚物はヘリで下ろすとのこと。 空気が十分抜けていないと運搬中に破裂することがあるので注意。 トイレとなっている建物内は、便器つき更衣室のようだ。 勿論、トイレ臭なし。男子の「小」は裏手の便器で足せるがフィルターがついていて 処理されるとのこと。 このようなトイレシステムの山小屋ははじめてである。里に下ろしたゴミの処理まで考えると 不合理なこともあるかもしれないが、塩見岳の直下で水場も遠いロケーションにおいては 環境に配慮した非常に合理的なシステムと感じた。小屋の伝統を受け継ぎながら、 新たな試みも忘れない塩見小屋であった。大変お世話になりました。 Data:Panasonic LUMIX DMC-FT20 Auto モード 7/26 長野/静岡県境 無謀にも人気ブログランキングに参加中です。バナークリックにて応援お願いいたします!!
by coconchi
| 2013-08-10 08:41
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